ジャンルを問わず作品の印象を決定づける、重要な「色」。 このコースでは色の基礎知識から、色の組み合わせによる感じ方の違いまで学んでいきます。 色を自在に操って、自分の作品をより理想の形に近づけられるようになりましょう!
重要なお知らせ
こちらの講義動画は2024年3月29日(金)10時に公開を終了しました。
これまでのご愛顧誠にありがとうございました。
詳しくは こちら をご覧ください。
【第1回】色が与える心理的効果・造形的効果とは?
普段生活する中で、私たちはさまざまな色を目にしています。 人間は色を見てどのように感じるのか、解説していきます。 学んだ内容を元に、演習によって色の表現を身につけていきましょう!
【第2回(1)】色を作る(前編)
作品制作で色を使用する際に、色がどんなものなのか、原理・ルールを知っておくことで、より多くのデザインができます。 今回は色を「作る」ことで、色を実感し、自分の思い描く理想の色を作品で表現できるようにしていきましょう。
【第2回(2)】色を作る(後編)
白や黒、またはその両方が混ざることによる明度の変化を体感していきます。 特に、両方が混ざった濁色は、色を実感し、使える濁色を増やすことでデザインの幅が非常に広がります。
【第3回】配色テクニック(1)(同一調和・類似調和・対比調和)
複数の色が組み合わさることで、新たな感覚/イメージを与えることが可能です。 ここでは、色のイメージを捉えることを意識しつつ、色の組み合わせによる印象の違いを身につけていきましょう!
【第4回】配色テクニック(2)(明度差・面積比・トーンの変化)
色の組み合わせ方によって、同じ色を使用していたとしても違う印象を与えることができます。 同じ配色の中で、明度の違い、面積の違い、トーンの違いによって与える新たなイメージを学びましょう。
【第5回】色彩設計をやってみよう
今まで学んできた色の特徴や配色テクニックを用いて、アニメで実際に使用された背景に色彩設計をしていきましょう。 1枚の中にさまざまなものが存在しますが、見た人に感じてほしいイメージと、それを与える配色の手段はこれまで学んだものと変わりません。 また、デジタルでのイラスト制作にもこの知識は応用できます。
【講師プロフィール】三井直樹
みつい なおき
造形評論家、共立女子短期大学教授
筑波大学卒業後、米国Savannah College of Art and Design大学院修士課程を経て、2004年京都大学大学院 人間・環境学研究科にて博士号取得。玉川大学、長岡造形大学、文化学園大学、東海大学において非常勤講師。
構成学による色彩、デザイン教育に取り組みながら、アナログ・デジタルの両面から造形理論について研究・指導している。
主な著書に「色彩デザイン学」「構成学のデザイントレーニング」(ともに六耀社)、文部科学省検定教科書「高校美術1・2・3」「高校生の美術1・2」(日本文教出版)など、他多数。
(所属・肩書は収録当時のものです)