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FUN'S PROJECT CHANNEL 2018.08.23

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"ママ鉄"豊岡真澄とまわる「アニメ」と「鉄道」のダイヤモンドクロス!

8月11日、東京アニメセンターにて開催中の「アニメと鉄道展」に、“ママ鉄”アイドルとして活躍中の豊岡真澄さんを迎え、一緒に展示を回遊するツアー企画が開催されました。

「アニメと鉄道展」は鉄道文化とアニメ文化を融合した新感覚の企画展であり、アニメ内の鉄道描写やジオラマなどが展示されています。豊岡さんはママ鉄独自の視点で企画展を案内し、イベントに集まったアニメファン、鉄道ファンとともに展示を楽しみました。今回は、その模様を徹底レポートいたします!

笑ゥせぇるすまんNEW

©藤子スタジオ/笑ゥせぇるすまんNEW製作委員会

豊岡さんが「皆さん大好き、583(ゴッパーサン)がフィーチャーされています!」と紹介したのが、TVアニメ『笑ゥせぇるすまんNEW』。こちらの展示では、第3話Bパート「ああ、愛しの583系」に登場した583系が絵コンテや場面写真とともに紹介されています。

絵コンテを見た参加者は「絵コンテの段階で本当に細かく描かれている。実物と変わらない緻密さにびっくりした」、「カーテンや肘掛けの描き方がリアル」と驚きを隠せない様子でした!

ラブライブ!サンシャイン!!

©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

『ラブライブ!サンシャイン!!』の展示では、最初に伊豆箱根鉄道で実際に使われていたコラボレーション・ヘッドマークを解説。参加者も本物のヘッドマークを間近から食い入るように眺めていました!

大日本印刷が制作した「HAPPY PARTY TRAIN」の実写ミュージックビデオ(MV)のコーナーでは、
「ドローンによる空撮まで取り入れて、アニメのMVを再現しています」
と、豊岡さんがその完成度の高さを絶賛。実写とアニメの両方のMVを見比べた参加者も、「よく作ったなぁ」と舌を巻いていました。

踏切時間、ちちぶでぶちち

©里好/双葉社・「踏切時間」製作委員会 ©SEIBU Railway Co.,LTD.

『踏切時間』の展示で豊岡さんが注目したのは第3話に登場した「第二中里踏切」。
「この踏切は、JR山手線唯一の踏切なんです。先生と生徒が繰り広げるちょっとした会話劇も面白いですよ」と鉄道とアニメ、両方の魅力を語っていました。

西武鉄道の自社制作ウェブアニメ『ちちぶでぶちち』の展示で、豊岡さんが「“鉄”的な注目ポイント」として語ったのは「52席の至福」が登場するシーン。これは、「西武旅するレストラン 52席の至福」という、秩父と池袋、または新宿を結ぶ電車で食事が楽しめる企画のこと。

大人気企画であり、その予約の取れなさでも有名です。鉄道ファンでも乗ったことがあるという人はそう多くないようで、豊岡さんが「(52席で)食事をするシーンも描かれているんです」と場面写真を紹介すると、鉄道ファンの参加者も思わず「羨ましい!」、「一度は乗ってみたい」という声を漏らしていました。

機動警察パトレイバー(劇場版「機動警察パトレイバー 2 the Movie」)

©HEADGEAR

『機動警察パトレイバー』の展示スペースでは、幻の新橋駅や特大ジオラマを制作した新保光利さんを迎え、制作者自らがジオラマ制作の裏話をしていただきました。

豊岡さん、参加者ともに驚いていたのが、特大ジオラマはすべてプラスチック板1枚から自作されていたという驚愕の事実! 既製品を組み合わせたのではなく、建物1つ、看板1つ、すべてがオリジナル、とのこと。

今では珍しくなった「ダイヤモンドクロス」に食いつく参加者もいて、本人も「鉄分」たっぷりだという新保さん、そして豊岡さんとともに熱い“鉄トーク”を繰り広げていました!

この世界の片隅に

©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

太平洋戦争さなかの広島、呉を舞台にした『この世界の片隅に』のブースでは、当時の広島駅や呉駅を描いたレイアウト(背景原図)や場面写真が特大パネルで展示されています。

豊岡さんは緻密に描かれた駅舎のレイアウトを指し示し、「スハ32系とか(車両の細かい指定が)ちゃんと書いてあるんです」と興奮気味に語っていました。

さらに、
「そのときの時代背景も細かく描かれているんです。たとえば、窓口には女性がたくさんいる時代だったというのが一目でわかるようになっています」
と、終戦直前は女性を鉄道員として採用することが増えたことを説明していました。

ヘッドマーク・コレクション

豊岡さんが「みんながざわつくゾーンです!」と紹介したのは、ヘッドマーク・コレクションと方向幕を展示したスペース。最初に案内したヘッドマーク・コレクションには、実際に使われていたヘッドマークも展示され、参加者の中には「乗る機会がないまま引退してしまったヘッドマークも多く、とても感慨深い」と今は存在しない車両に思いを馳せる人も。

豊岡さんから「どれに乗ったことがありますか?」と聞かれた参加者の男性は、
「『はやぶさ』や『さくら』など10種類以上は乗っています」
と話し、3種類しか乗れていないという豊岡さんを驚かせていました!

体験企画

展示されている方向幕を回すという本イベント限定のスペシャル・プログラムは、希望の幕をバックに豊岡さんとツーショット写真を撮ることができるということで、大賑わい。

豊岡さんと一緒に方向幕のラインナップを確認し、どの幕と撮るか頭を悩ませながらも楽しそうに話し合う参加者のみなさん。本当に楽しそうでしたよ!

JR東日本商品化許諾済

そして、もう一つの体験企画が、オリジナルトートバッグの作成。
トレインマークがプリントされたトートバッグに、好きな文字をスタンプで入れて、オリジナルトートバッグを作成するというもの。

トレインマークのまわりにお気に入りの車両番号をスタンプする参加者が多く、
各テーブルを回る豊岡さんに「どうしてこの文字にしたんですか?」と質問されたりと、最後まで距離感の近いアットホームな交流会でした。

ファンズプロジェクトでは、今後もクリエイターやコンテンツとファンが交流できるイベントを開催していきますので、ご期待ください。