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FUN'S PROJECT CHANNEL 2018.08.31

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業界20年の現役アニメーション演出家が作画机の裏からコッソリ教える
「現場でへこむ目に遭った後、キミならどうする?」
第4回クリトークをおススメする理由

■今回のクリトークはここに注目。最後はやっぱり気持ちが大事!の話

20代の頃、深夜ラジオ番組でパーソナリティを務めていたある有名バンドのヴォーカリストはこう言いました。

「10年続けられれば、プロデビューできるチャンスは必ず来る。
しかしその後、売れ続けるのが難しい」

筆者がエンタメ業界に入りプロとして仕事することを夢見ていた時期だっただけに余計にその言葉が残っていました。
結果としてその言葉は正しく、私はその約4年後アニメ業界に入り、2年後プロ演出家になりました。
そしてさらに、続けていくことやステップアップしていくことの難しさもその言葉通り正しかったことを実感したのです。

これは私だけではなく、みな誰しもが通る道。
自分の実力や可能性に限界を感じたり、クリエイターとして自身の賞味期限を迎えたり、同年代や後輩の活躍に焦りを覚えたりしているのです。

ある作画マンの例では、同年代の友達が20代半ばですでに有名タイトルでメカ作画監督にクレジットされるほど売れっ子に成長。
「いや~、仲いいけどやっぱり悔しいですよ」と先を越され焦る気持ちを本人から聞いたことがありました。
また、あるキャラクターデザイナーさんはアニメ雑誌で美少女ものイラスト版権を多く担当し高額を稼いでいましたが、ある時期を境に「もう〇〇さんのデザイン、時代遅れで通用しないから」と評価され、キャラデザイン、イラスト版権の仕事が全く来なくなりました。
筆者自身の例を紹介しますと「完成作品から演出家として色や個性が見えない。独自性がない」と面と向かって評価され、その当時はさすがに堪えました。

■自分の現状を知り、そこから皆自分独自の道を模索し始める。

現場でへこむ目に逢い
「この先、どうしたらいいのか?」

そのヒントは今回のクリトークの対談の中にありました。

最後はやっぱり気持ち!
センス、スキルを活かすのもいつだって気持ち。
先生も教本も、eラーニング動画でも教えていない、でも大事なもの。

このクリトークの読者は、プロに憧れプロを目指す人たちが多いことでしょう。
私も経験ありますが、「へこむも何も、まずは業界入ってプロになってからでなきゃ意味ないじゃん」と思いがちです。

その通り!

しかし、入った後プロとしての道がその後ずっと続いていくこともやはり覚えておいて欲しいです。
そして、そのうえでぜひ自分の気持ちを持ち続けて欲しいのです。

最後に、対談の中でとても印象的だったシーンを抜粋し紹介します。
自分の気持ちを持ち続け、へこんだ出来事を乗り越えてきたからこそ気づき、見つけた「自分を超えた」気持ちです。

(第4回クリトークより引用)

「正直、アフレコが始まって最初の頃は、自分のことで精一杯だったんです。でも、ダビングの作業とかにも見学させていただいたりする中で、声優と制作スタッフという役職上の関係ではなく、「人対人」の関係をすごく感じているというか。この人たちの思いに、自分も応えられたら良いなと純粋に思うようになりました。絶対に、後で後悔をしたくないので、自分にやれることは全部やろうという気持ちでいます。」

下田久人/アニメーション演出家

アニメーションの制作進行を経て、2001年「週刊ストーリーランド(日本テレビ)」でアニメーション演出家としてデビュー。その後テレビやゲームを中心にアニメーション映像の監督、演出を行う。これまでのキャリアの中で約40タイトル、100本を超える制作本数を手掛けている。
また劇作家・小池一夫漫画塾の漫画原作者養成コースに入塾。キャラクター原論と漫画作成術を学ぶ。特にキャラクターを魅力的に感じさせる「キャラを起てる」技法の徹底指導を受ける。
2017年12月にAmazonプリントオンデマンドより絵本テイストの作品「トタン屋根のブリキネコ ギィー」を出版。(kindle版も同時発売)
知的財産管理技能検定3級取得(国家試験)
DPA認定ドローン操縦士

人気声優とクリエイターによる夢の対談!「クリトーク!」 第4回

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